防犯カメラの基礎知識

防犯カメラの基本的な機能についてご紹介します。


防犯カメラの基本的な機能

赤外線投光機能

赤外線投光機能

暗い場所でも赤外線投光器を内蔵したカメラを使用すれば撮影でき、夜間での屋外監視などに威力を発揮します。

ご確認ください!

  • カメラの種類により赤外線の照射距離が異なります。
  • カメラの照射距離以上を撮影する場合は、別売の赤外線投光器(照射距離15m)をご使用ください。
  • 赤外線投光器の発光部はわずかに赤く発光します。
  • カラーカメラで暗所を赤外線投光撮影した映像は白黒になります。
  • 赤外線と可視光線(太陽や照明など目に見える光線)では反射率が異なります。赤外線で撮影した映像は明るさに違いが出ます。
  • カラーカメラでは、被写体によって多少の偽色(*1) が発生する場合がありますが、故障ではありません。

(*1)…偽色:カメラで撮影した映像が肉眼で見たのと異なること。

フロントガラスの清掃

ホコリなどでフロントガラスが汚れると、赤外線が反射して映像が白っぽくなるなどの支障が出ることがあります。
その時は柔らかい布などで定期的に汚れを落として下さい。なお、シンナーなどの有機溶剤は絶対に使わないでください。

フリッカーレス機能

フリッカーレス機能

電源周波数が50Hzの地域(東日本)では、蛍光灯などの下で撮影すると画面の“ちらつき”が発生し非常に見づらくなります(フリッカー現象)。
フリッカーレス機能(FLC)を使用すると、ちらつきを防ぐことができます。

逆光補正機能

逆光補正機能

逆光の状態でも適正露出で撮影できるように補正できます。 (逆光状態では、カメラの露出が明るい方に合うため、肝心の被写体は暗くなってしまいます。)

オートアイリス機能

カメラレンズからCCD受光部へ光が入り、映像をとらえる際に入光量を調整する機能のことです。
この入光量を適正に合わせないと画像が真っ白になったり、真っ黒になり画像を見ることができなくなってしまいます。
特に使用場所が屋内でも窓際や玄関先、店鋪でも出入口等の朝夕刻の日差しが入り込むところを撮影する場合に威力を発揮する機能です。